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GLUTTONY・GREED・SLOTH・LUST・PRIDE・ENVY・WRATH「Se7en」

04 11, 2011
監督:デヴィッド・フィンチャー
音楽:ハワード・ショア
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、○○○○・○○○○○ 他

雨の続く大都会。新任刑事のミルズと定年間近の老刑事サマセットはある事件現場に急行。そこにあった死体は信じられないほどの肥満だった。死体には食事を強制された後があり、殴打による内臓破裂が死因であることが判明、殺人事件として二人は捜査を開始。そして現場の冷蔵庫の裏からは脂で書かれた「GLUTTONY=暴食」の文字。
翌日、オフィスビルであこぎな商売で知られた弁護士の刺殺死体が発見され、床には血で書かれた「GREED=強欲」の文字が。
二人は犯人を見つけるべく捜査を行うが残るキリストの「七つの大罪」になぞらえた殺人は次々に発生、二人は完全に翻弄されていく...


言うまでもなく、監督フィンチャーとブラピの出世作です。
とにかく映画全体に流れる陰鬱な雰囲気とそれを視覚化し、全編に渡って降る雨。そして凄惨な死体の数々。
「銀残し」といテクニックを使っていますので非常にコントラストが強く、色の彩度は低い。これが余計に息苦しさを映像に付加してます。

モーガン・フリーマンは最初は嫌々ながらも徐々に事件に巻き込まれ、冷静に捜査を進めていく。
一方のブラッド・ピットは直情型の熱血漢でともかく突っ込んでいく。この映画しっかりバディムービーとしての要素もあり、二人が事件の謎を紐解こうとするところはたまらず面白い。

そして、ここ数年僕が見た映画の中でも抜群の最悪の後味。そして犯人「ジョン・ドウ」の目的とはいかなるものだったのか。これは議論の的になるところでしょう。

僕個人は、ジョン・ドウは天国に行こうとしていたのではないかと思います。「七つの大罪」はダンテ「神曲」煉獄篇に基づけば、罪を贖っている死者7人全員と語らい、山を登ることでダンテは天国へと昇天する。この映画でも「WRATH=憤怒」を除くいずれの死体も死までに多少時間があります。その間になんらかの語らいを行っていたのではないか。
繰り返される「この町」への人々の嫌悪感。その町から逃れる(=この世の終わり)ためにジョン・ドウは天国を目指したのではないでしょうか。

と、たまに慣れない拙い考察を試みてみましたが、これいかに。


ともかく全編ダークで陰惨な20世紀屈指のサイコ・ホラーでありました。
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