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『シン・ウルトラマン』(メモ)

06 03, 2022
2022年・製作=円谷プロダクション、東宝、カラー
制作=TOHOスタジオ(旧:東宝映画)、シネバザール 配給=東宝
脚本・総監修=庵野秀明
監督=樋口真嗣
出演=斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、早見あかり、西島秀俊 ほか

皆さんお忘れかもしれませんが、このブログ、本当は映画のレビュー書くために作ったんです。
初期の記事は恥ずかしくて見るに耐えませんがあえて残してます。

特に長い感想はなく
・食い足りないなあ
くらい(特に後半の2エピソード分)。
基本的には原作のエピソードをいくつか繋ぎ合わせて1本の映画にした感じだった。
個人的には原恵一『百日紅』とか朴性厚『呪術廻戦0』を思い出しました。あの2本も個々のエピソードは良いけど
連動性があんまりなくて食い足りなさが残ったので。
みんな結構言ってるけど1クールくらいのシリーズで見たかった。

ちょっと気になった特撮オマージュ(あんまりネットで書かれていないあたり)を備忘録的にメモしておきます。

■『シン・ゴジラ』から続演の竹野内豊(官房長官→政府の男)、嶋田久作(外務大臣→首相)
おそらく東宝的スターシステムのオマージュ。(平田昭彦、田崎潤とか)
これは東宝特撮に限らず恐らく撮影所時代の邦画(1950〜1970年代)へのオマージュかもしれない。

■冒頭1分にも出ていた10式戦車の砲撃シーン、その後の本編でのMLRS発射シーンが丸っきり『シン・ゴジラ』の流用
昔の特撮映画でよくあった「特撮カットの流用」へのオマージュだろう(『日本沈没』『ノストラダムスの大予言』→『惑星大戦争』で流用、など)。
特に10式のカットはわざわざ左右反転して使用するなど手が込んでいる。まあ効果的かというと...

あとは徒然なるままに。

・ゴメスの造形とかは、言われて初めて「あーそうねえ...」というくらい。

・「霞が関の独立愚連隊」の一言で「岡本喜八」云々を言うのはナンセンスだと思うので特に触れません。
 庵野秀明作品の編集テンポに岡本喜八を感じたことがないし。
 彼は『沖縄決戦』『ブルークリスマス』が好きなだけなんだろうなあ、と思っている。

・居酒屋で流れてた五木ひろし「小鳥」は本編との連動性がいまいちよく分からなかった。
 これも単に好きなんだろうなあ、「いま、島が沈む」(TV版『日本沈没』5話)が。

・iPhoneで撮った画は「汚いな」という印象くらい。そんなに効果的ではない。

・特撮系YouTuberはサンダーバードだけじゃなく『マイティジャック』にも触れてやってくれ。

・『シン・仮面ライダー』のが色々自由にやりそうで楽しめる気がする。

以上です。
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